2009.オオムラサキ越冬調査

天気予報は昼から雨 午前中は何とか雨は降らずにいてくれた

ヒメジョオン

越冬調査に埼玉県から2年生の子供さんのたっての希望でといって親子連れで参加してくれた組もあった

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エノキとクヌギの雑木林は生命の源で雑木林を代表するチョウ 

オオムラサキは雑木林の妖精といわれる

食草はエノキの葉を食べて育つ 冬は4令幼虫でエノキの木の下の落ち葉の裏で越冬する 

その数を毎年調べています

オオムラサキ幼虫オオムラサキ幼虫

オオムラサキの卵100個から 1匹ほどが成虫になると矢島稔先生が話してくれたが

今日調べたのは492匹の4令幼虫なのですが このうち何匹が外敵に食べられずに成虫になるのでしょうね

卵のときはアリに食べられてしまう 2令幼虫のころまで抵抗できないのです

オオムラサキが成虫になるのは 本当に大冒険なんです

カメムシに体液を吸い取られたり 鳥に食べられたり・・・

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オオムラサキの成虫  (以前に写した写真です)

 

エサキモンキツノカメムシ

調査していたらカメムシが落ち葉の下にいました これも越冬中かな 

 

カナヘビ

こちらも幼虫狙い???ただの日光浴??

 

 

左 成長著しい大根 ただいま50円で売られています     右はミツバチとハナアブ

 

2009.オオムラサキ越冬調査」への16件のフィードバック

  1. こんばんは~おバカな事かきますが許してね。ヒメジョオンとハルショオンは同じ花と思ってました。実際に見たらぜんぜん違うのかな?オオムラサキがこの美しい姿に変身できるのが、約500分の5なんて厳しい生存率なんですね~大根が美味しい季節ですが、なんと50円は羨ましい!葉も炒めていただくとおいしいですよね。

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  2. こんばんは~!国蝶オオムラサキはKoyuki地方では多分見られないと思います。美しい蝶ですね^^。生存率の低さに驚きました。保護色の幼虫を500頭近く探すのは大変な作業ですね。過去のデーターから現在の状況を知る。今のデーターが10年後に役に立つのでしょう。自然から学ぶ事が多いですね。

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  3. フーさん こんにちはヒメジョオンとハルジョオンは見分けがつかないほど似ています。素人のhulalaは一緒でいいのではないかと思うのですが・・。ヒメジョオンはつぼみが上を向いていて、茎が詰まっています。      ハルジョオンはつぼみの出たては下向きで、茎が中空になっています。(折ってみるとわかります)実際に見たら・・そっくりです(笑)オオムラサキをアップした時の文章が間違っていました。100個の卵のうちの1つが成虫になるので、調査した4令幼虫がなん%の確率で成虫になるのかというのは判りません。ごめんなさい。大根の葉は漬物で食べますが 炒めても食べられるのですね、ひとつ覚えました。

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  4. koyukiさん こんにちは 幼虫調査には幼稚園児の子供も参加して、ひとつ見つけると楽しくなって大人より沢山見つけていました。データはいろいろなことを忠実に反映するから地道にコツコツとすることが重要なんですね。この調査も初めてから8年経過しています。雑木林の落ち葉の処理方法も考えさせられました。

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  5. こんにちは!(←訪問時刻でですが。)自然界は厳しいですね~。マンボウなどは 何万個のの卵を産みますから もっと厳しいのでしょうね。考えてみれば 一番の親から 2匹が生き残って 親になれば プラスマイナスゼロ で 個体数は変わらないと いうことなんでしょうけど、・・・、厳しいですね。ところで オオムラサキは 一生の間に いくつの卵を 産むのでしょうか?

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  6. こんにちはオオムラサキはよく新聞などでみますがまだ実物はみたことないです、こうして調査していられるんですね、他の蝶みたいに卵で冬を越すんだと思っていたけどこうして幼虫で越冬するんだ。ごめんなさい今頃質問して特にカメムシの写真凄く被写界深度浅いけどマクロレンズを使われているんですか。いつ見てもこうしてうまくピントが合わせたもんだと感心しきりです。それに大根もわたしのコンデジでは絞り調節できないのでこの様にぼかし効果できません。

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  7. hulalaさん、定例の「オオムラサキ越冬幼虫調査」ご苦労様でした。オオムラサキは蝶少年だったmodokiのあこがれの蝶でしたねぇ!文字通り雑木林の王様」でした。春の女神と言われれ、蛹で越冬のギフチョウは上手く越冬して春に美しい姿を見せてくれましたが、幼虫で越冬のオオムラサキは春になっても緑色に戻ることは無かったです。子供心に悲しかったことを覚えています。

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  8. MaKiさん こんばんはお久しぶりです~。海中で育つマンボウも厳しいでしょうね。オオムラサキは産卵で70個~100個を何度か繰り返えし、個体差もあるでしょうが400個ほど産むようですね。机上の計算だけでは測りきれないものが自然界にはありますから、 数が増えて欲しいもんです。

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  9. はっちゃんさん こんばんは>被写界深度・・・なんて難しい言葉はちょっと前まで知りませんでした。なにしろ絞り、露出、WB 良くわかりません。ほとんどオートで撮っています。ソニーのデジカメでDSC-H7で15倍のズームがいいんですねきっと。(35mm換算で31~465mmと説明書にあります)ズームで撮るとボケが出るんですね。カメムシは3cmほどに近づいてのチューリップマークの接写でオートです。絞りやシャッタースピードのモードもあるのですが判らないので使いませんでした。いつも、撮りたい!という気持ちが優先して焦って写しています。(笑)

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  10. アゲハモドキさん こんばんはそうですかオオムラサキはあこがれの君、じゃなくてチョウでしたか(笑)ギフチョウも食草が少なくなってきているので赤城の赤城姫(ギフチョウ)が減ってきているんです。オオムラサキは春になるとよっこらよっこらとエノキを登り新芽を食べて5令、6令と育つのですね。あの成長を見ていると頑張ってーと声をかけたくなります。また私自身もエネルギーをもらえそうに感じます。エノキだけでも育たないし成虫の食べ物としてクヌギなどの樹液がないとだめなんですね。いろいろと考えさせられます。モドキさんのような小2の男の子が夢中で調査をしていました。

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  11. こんばんは「オオムラサキ」・・綺麗ですね。暇人は 今季は出会いがありませんでした。オオムラサキは 成虫になるまで大変なんですね!(^^)!幼虫からは 想像がつきませんね。そんな 幼虫を探すのは大変ですね(-"-)。こちらでは,すっかり 昆虫類を見かけません。春まで 探索のほうも 春までお休みです(-"-)

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  12. オオムラサキって、やっぱり見事な紫ですね。幼虫は初めて見ました。被写界深度って、平たく言えば絞りのことです。浅くすると、ピントの合っている奥行きの距離が短くなります。例えば、カメムシはちょうどですが、ミツバチとハナアブの写真は、後ろの虫にはピントが合っていますが、前の1匹には合っていません。もう少し絞りを絞る(被写界深度を深くする)と両方に合いますよ。お節介でごめんなさい・・・

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  13. オオムラサキって、幻の蝶のようなイメージでしたが、居るところには居るものですね^^今年紫の蝶を一度見ましたが、小さかったし、時期的に遅かったので、コムラサキあたりなのかな?と思っています。それにしても、まだいろいろな生き物が活発に行動しているのですね(*´∇`*)こちらでは、昆虫などを見つけるのは難しくなっています。

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  14. アカゲラさん こんにちは今日もぐんま昆虫の森を歩きました。なぜか鳥も少ないような感じがしました。12月ももうすぐ中旬に入りますが暖かいです。枯れ葉ばかり踏み歩いてきました。

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  15. 白い花さん こんにちはピントの合っている前後の距離が被写界深度ですね、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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  16. アカショウビンさん こんにちは全国的にどこにでもいるチョウ、ということで国蝶になったと聞いておりますので、多い少ないは別としているのじゃないかと思っています。ただ食草とのかねあいもあるでしょうね。調査は眠っているのを起こしてしまったようなことですので又丁寧に同じように直して帰りました。昆虫さんはお休みの季節に入りましたので、冬はブログのネタもなくなってしまいます(どうしよう)

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