東北研修旅行

15年に渡って務めてきた役も11月末で限りをつける。

自分の事を見つめ直してまた再出発にする。

その最後の旅行です。

18人の参加で大型バス1台を仕立てて2泊3日の東北研修旅行。

17日5時出発、東北自動車道をひたすら走り栃木県、福島県、宮城県、

そして岩手県の北上金ヶ崎で秋田自動車道へ、昭和男鹿半島ICでやっと降りて

潟上市を13時ちょっとすぎ通過中、空には浅黒い雲が見え、

板状の雲が横に広がっていた。

一か所だけ漏斗状に下がった雲があって、

出かける前に新潟の胎内での竜巻が起きたことをしっていたので

もしかして竜巻の雲かなと車内で話をしていた、

そちら方面に向かっていくのだから怖い!!!

 

男鹿のなまはげ館に着いた時は雨が降っていた。

なまはげの実演を見て外に出ると雨は上がって薄日が差す。

次の日の朝のニュースで潟上市で竜巻があったことを知り

時間帯も同じだったのであの雲はやっぱり竜巻だったのかと

皆で大騒ぎになりました。

なまはげ館の後に入道崎へ行く、北緯40度地点である。

凄ーくすごく風が強くて押されてしまい写真がみんなブレている。

男鹿半島から産出される安山岩で造形されるモニュメントが立っている。

 

次の日は大潟村干拓博物館へ、悲願の干拓であった干拓地も

減反政策にかかっているのかしら。博物館の片隅に野鳥の写真が展示されていた。

オジロワシなど・・・・写真が古いのか、あまり感動が湧かない。

 

    

五能線始発駅   チケットは10人分の金額です。  駅舎

    

 東能代から有名な五能線に乗り日本海を眺めながら1時間

十二湖駅で降りる、とそこは銀座でした。

ぞろぞろと人が湧きでるように降りてきて道で待っているバスに乗り込む。

その数10台ほど、今まで人がいなかったのにと びっくりしながら。

 

ビューポイントだそうです。

十二湖駅から白神山地に向かって行き海彦山彦という研修センターで昼食、

どこでもイカの刺身が出てくる。

白神の駐車場にある物産館「キョロロ」に着く。

「変わった名前ねぇ」などと、みなさんが言う。キョロロ・・・知らないのでしょうね。

そこに三兄弟がいたのです。(ポスターですけど)

「カワセミ、ヤマセミ、アカショウビン」ですよ、お菓子にもなっていました。

 

ほんの少しだけ白神山地の雰囲気を味わう、1時間ほどの散策で有名な青池を見てきました。

 

 

不老不死温泉を通って千畳敷の岩を見学。 カモメがいたのでカモメと遊ぶ。

 絵にあるようなカモメの姿

アカショウビンさんに教えていただきました。この画像のカモメは

チドリ目カモメ科「ウミネコ」です。

★写真をクリックして、画面が出ましたら、又クリックすると画像がとても大きくなって

嘴の色もわかりますのでお試しください。★

 

鰺ヶ沢温泉で泊まる。舞の海の出身地ですが

今は知っている人はしっているという、人が集まるところがある。

「わさお君」・・・薬師丸ひろ子と一緒に映画を撮っているそうな、ブサかわいい犬・わさお と云うそうな

青森県鯵ヶ沢町の「菊谷商店」というイカ焼き屋さんで飼われている秋田犬だという。

バスの運転手さんが泊まった宿にそのスタッフさんたちも泊まっていたそうな。

それはさておき、私たちが泊まった宿、狭くて消臭剤の匂いがきつくて、窓は小さくて

まるで押し込められたような落ち着かない宿、あまり文句は言わない方ですが

今回は添乗員さんに部屋替えを要求した、しかし宿が満杯で移れるところなし、あ~ぁ。

風呂は日帰り温泉の人と一緒の風呂で、このことも話題の一つになりましたよ。

 

 

3日目は五所川原市の太宰治の生家、斜陽館を見学して津軽三味線の実演を見る。

津軽半島を北上して津軽国定公園の十三湖の

奈良屋で昼食をとり しじみの土産を買う。

 

これで後はひたすら高速道を帰るばかり。

完成まじかの津軽自動車道を五所川原から入り浪岡インターから東北自動車道へ

リンゴ畑に圧倒されながら 青森県の岩木山(1625m)を右手に見ながら走る走る

目の前に今度は岩手県の岩手山(2038m)の素晴らしい姿のなだらかな稜線を見ながら、走る走る。

だんだんと日が傾いて真っ赤な火の玉のような大きな太陽が沈んでいった。

バスの中で喝采の拍手がおこる、だれもが感動する風景だった。

 

後はビデオ「おとうと」(吉永小百合、鶴瓶主演)を見ながら、これも研修です。

サービスエリアで軽い食事をとってやっと到着22:30

 

自宅へ着いたのは午後11時ちょっと前でした。3日間の走行距離が

なんとなんと岩木山の標高とほぼ同じです。1620Kmピンポーンですね。

やっぱり青森は遠いなぁ。

東北研修旅行」への14件のフィードバック

  1. hulalaさん、こんばんは♪なかなか見ごたえのある長編紀行ブログですね。
    狭い日本と言えど、東北は広そうです。
    有名なナマハゲから白神山地まで、東北の文化と自然を満喫されたようで、良かったですね。
    海鳥は一眼ならではの「飛びモノ」。貧乏デジスコのもどきには不可能なショットです。
    旅の方は、欲を言えばもう少し余裕が欲しかったですね。
    1泊2日の旅にも出れないmodokiが生意気言ってます!

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    • アゲハモドキさん こんにちは
      長い旅日記をお読みいただいてありがとう。
      後に読んで思い出が蘇ると思うので、載せております。
      キョロロの名前が面白いなと思っていたら三兄弟のお菓子まであるので
      笑ってしまいました。見てきたばかりなのにモドキさんがお描きになっていたでしょ、
      もうびっくり。写真は合成のでいつもきれいな鳥を見慣れているせいか、
      オォ、とは思いましたけどあまり感動もありませんでした。
      バス旅行は観光地はめぐってくれますが、自由が効かないので
      写真も思うようにはとれません。

      通りすがりの旅の思い出になってしまいますね。

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  2. 15年もの長い間、地域の役を担ってこられたのですね。
    文面からも、hulalaさんの真摯な姿勢が窺えます。
    色々なご苦労を乗り越えて来られたのでしょうね、お疲れさまでした( ^^) _旦~~
    あ・・まだ一月残っているわけですが・・(^^ゞ
    今回の卒業研修旅行(?)も、もちろん地図を片手に拝読しました^^;・・地理が苦手で・・。
     (こんな時、高速のSAで頂ける高速マップは役に立ちますね(^^)v)
    それにしても、さすがに青森までともなると、遠いですね~!
    なまはげ実体験?美しい日本海ビュー、白神山地での散策と
    ミンミン三兄弟との出会い(^m^) わさお君と太宰さんの実家訪問に
    津軽三味線実演・・。3日間のうちに、なんと素敵な盛りだくさん(#^.^#)
    羨ましくもあり、でも、さぞ乗り物疲れをされたのではないかとも・・(~_~;)
    hulalaさんの記事とお写真を基に地図を追って東北旅行シミュレーションを
    させて頂きましたら、最後の研修ビデオのところで爆睡の予感が( ̄▽ ̄;私ってば・・。
    カモメのお写真、とても素敵です~。

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    • くまたさん こんにちは
      ものすごーく表現力が素敵ですね、くまたさん。いつも読み惚れてしまいます。
      hulalaは文章苦手で、いつも体言止めなので、文章になりません、お許しを。
      お見通しの通りです、”おとうと”はほとんど見られませんでした。
      でも一度テレビで見たものですから、大丈夫。
      カモメの水兵さんを歌いながら、子供の頃に戻って
      遊びました。遊びボケでまだ元に戻っていません。どうしましょうね。

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  3. こんにちは♪
    ずいぶんと遠くまで旅に出かけられたのですね~
    いろいろ見所満載のようですが、私が売られていましたか(^^ゞ
    こちらからはあまりに遠いので、行く機会はないでしょうが、
    共食いをしてみたい衝動にかられます(笑)
    あのあたりでは、クマゲラの方が有名な気がしたので、
    三兄弟がモチーフというのは、ちょっと意外でした。
    青池は、九寨溝を彷彿とさせるような、美しい色をしていますね~
    この写真だけで、白神山地の自然の豊かさと、
    世界遺産に登録された理由がわかるような気がします(^O^)
    カモメ(ウミネコかな?)は、広角で撮られているようなので、
    かなり近くを飛んでいたのでしょうね(^^)
    私は望遠ばかりで撮っているので、ワンパターンになりがちなのですが、
    hulalaさんの写真は、躍動感があって、とっても素敵ですね(*´∇`*)

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    • アカショウビンさん こんばんは
      ほんのちょっとでしたが白神山地を歩き、水が豊富なので驚きました。
      水鳥が集まっている池は決まっているようでしたね。
      大勢で押し寄せると、鳥もびっくりして姿を見せてくれません。

      ウミネコでしたか、他の画像も大きくして調べたらおっしゃる通りで
      嘴、足の色、目の光彩が黄色で赤いアイリングもありました。
      ありがとうございます。

      カメラは広角レンズでほんの5メートルくらいの近さに
      いました。逃げないのです、餌をもらえると思ったのでしょうね。

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  4. 今晩は
    長い間お務めご苦労様でした。
    なまはげは、子供さんが居ると驚くでしょうね。
    岩手山は東北に行ったとき、初めて見ましたが富士山みたいで
    美しい山で、一度登ってみたいと思いました。

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    • tamoさん こんばんは
      わたしも面倒を見てもらうような年になりましたので
      今度は若い人に頑張ってもらおうと思います。

      なまはげ館では畳に座って見ていたのですが、小さなお子さんもいました。
      近くまできて脅かすのですが、少し泣いたくらいで、ずいぶん耐えているようでした。
      可愛いなぁと思いましたよ。

      おっしゃる通り、岩手山の姿はすそ野を引いて美しく
      見惚れてしまいました。きれいな山です。

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  5. 鰺ヶ沢温泉の宿ははずれだったようで、残念でしたね。
    わさおくんは私も知っています!
    いかやさんはわさおくんのおかげで有名になりましたもんね。

    >通りすがりの旅の思い出になってしまいますね。

    私も今回行った韓国ではホントに思うように写真が撮れず、ちょっと不完全燃焼でした。
    (一緒に行った子には言えませんが・・・)
    やっぱり私には一人旅がいいのかもしれません(^^;)

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    • ばんびっけさん こんばんは
      韓国は5日間のようでしたね、おいしいお肉をたくさん食べてきましたか。
      びっけさんは情報が早いですね、わさおくんは私たちが行った18日に薬師丸ひろ子と
      撮影中だったようです。イカが沢山干してありました、あちらはどこでもイカ刺しが出るんですから沢山取れるのでしょう。
      >一人旅・・・そうなんです、友達と話もしなくてはいけないし
      時間は決められるし、自由に出来なくてパッと撮って終りですから
      気持ちが入るはずがありませんね。
      一人が楽ですね。

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  6. おはようございます。今朝はやっと秋空です。
    研修旅行とは言え、ハードスケジュールの東北の旅でしたね。
    でも、あちこち楽しまれたようですが、秋景色は終わってしまったのでしょうか。
    不老不死温泉は泊まらずですか、一度行きたい温泉です。鰺ヶ沢温泉には出かけ
    ました。
    長男の嫁の実家が遠野、出産もその遠野で、そのついでに青森、岩手、秋田の温
    泉巡りをしたことがありますが、やはり1500キロは走りました。
    狭いようでも日本は広いです。

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    • 放念の翁さん こんばんは
      秋の紅葉は見られませんでした、多分ある程度の高さがあるところは
      紅葉が見られたのでしょうが、バスで走った限りではこちらと変わりない
      状況でした。不老不死温泉は多分団体客はむずかしいような気がします。
      お嫁さんの実家は遠野ですか、いろいろな面で遠野は有名ですね。
      柳田国男の遠野物語などで知られていますね。
      東北は古来から歴史が古く、奥深いところです。
      いにしえの人々の事を思うと、津軽三味線にしろ、なまはげにしろ
      興味が湧いてきますね。バスの移動でへばっていては
      昔の人たちに申し訳ないかな、なんて思います。

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  7. hulalaさん長きにわたるご奉仕お疲れさまでした。
    東北地方は民話、伝統芸能など一度触れてみたい場所です。
    どのお写真見ても絵葉書になりそうですね^^。

    ミンミン三兄弟ってmodoki画伯と偶然繋がりましたね(笑)
    カモメの飛んでるところもステキ!
    青池が紅葉に染まると風情があって素晴らしいでしょうね。

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    • koyukiさん こんばんは
      そう言っていただけるとうれしいです。今度はこちらが面倒を見てもらうような
      年になってきましたので、そろそろ引退をと考えました。
      青森秋田地方は日本の原点のような感じがするところでもあります。
      ただ、通りすがりの旅では、ほんの上っ面を見てきただけで、十三湖での昔の暮らしとか
      津軽三味線の歴史とかまでは踏み込むことはありませんでした。
      三兄弟は驚きました、帰ってきてモドキさんのブログを見たら載っているんですからね。
      カモメ(ウミネコ)は触れるくらい近くで飛んでいましたよ。

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